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自信につながる【ケアメイク】


皆様こんにちは、ケアビューティストの稲吉幸恵(いなよしゆきえ)です。介護美容やケアビューティストに興味を持っている、介護施設での導入、身近なご家族様のために利用してみたいけど、どんなことをするのだろう?そういった方々に、介護美容をもっと身近に感じてもらえるように、ブログを始めました。(私についてはこちらから


前回に続き、今日は介護美容の『ケアメイク』について書いていきたいと思います♪(HPのメイクページはこちら)女性なら感じた事があるかもしれませんが、メイクには不思議な力があるんです!







皆さん最初は「お化粧なんてしてこなかったから恥ずかしいわぁ。」「こんなおばあちゃんがお化粧して大丈夫かしら〜?💦」と緊張気味。


メイクのためのお席には、綺麗に並べた100色以上のアイシャドウやリップが利用者様を迎えます。お席へご案内すると「(アイシャドウを見て)わぁ、この色が綺麗ね〜😊」と気に入った様子。いくつになっても、美しいものには心が踊りますよね♪


だけど「つけてみましょうか?」と聞くと「恥ずかしいからいい」とおっしゃるのです。。。


なので、最初はキラキラしたアイシャドウや、カラーのものは控えて、シンプルなメイクにしておきましょうね、とメイクスタート。ファンデーション、コンシーラーとお肌を綺麗に整えて、チークもふわっとのせれば、血色の良いお顔に。華やかに美しく変身していく鏡の中の自分を見て、「やっぱりアイシャドウも…♡」と😁♡


もともと昔からメイクをされない方も昔はメイクをされていた方も、皆さん笑顔で鏡を覗き込まれては、

「綺麗になった♡」

「自分じゃないみたい♡」

「また嫁に行けるんちゃうか?笑」

「誰かに見せに行きたい!」

「今日は落とさんと寝る!笑」

と嬉しいお声がたくさん!皆さんこんなにも明るくて、イキイキされている方だったのかとハッとします。


たかがリップ1本が女性にとっては何倍もの力になります。人と話すときは堂々とでき、すっぴんになると弱腰になります。それだけ女性にとってメイクは、美しさだけでなく、自信を与えてくれるものなのですね。





メイクすることで脳が活性化され認知機能の低下が抑制されたり、身体機能がアップしたなどという、ある企業の調査報告もあるそう。ご自身でメイクされる場合も、リハビリにつながるのでいい事たくさん!メイクの力は無限大です♡


もう歳だから、どこにも行かないから、施設に入ったから、と美容から離れてしまう方が多いですが、いくつになってもそれぞれの個性や美しさを引き出すケアを行うことによって、前向な気持ちになれるのではないでしょうか。



本日もお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう♡

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